A350の機外カメラで都心上空ルートを堪能!福岡→羽田JAL320便【レビュー】

2020年9月12日土曜日

飛行機

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福岡から東京に移動する用事があったので、前から乗りたかったJALのA350を狙いました。

JALのA350は就航から1年程度が経過していて、今更感があるかもしれませんが、個人的には初搭乗なのでレビューします。


コロナで減便&機材変更

羽田福岡間はJALの場合、当初はほとんどがA350、もしくは787に置き換えられていたと思いますが、コロナウイルスの影響で減便またはより小型の機材に変更になっています。

僕はA350に乗りたかったので、その便を狙ったのですが、一日に2便しか選択肢はありませんでした。

今回は福岡を午後16:00に出発するJAL320便を選びました。


福岡空港のリニューアルしたデッキが最高!

A350の話題とは離れますが、福岡空港のリニューアル工事が進み、デッキも大部分が完成していました。

航空マニアの間でも話題でしたが、この福岡空港のデッキは飛行機との距離がとても近いです。駐機する機体も近いですし、誘導路をタキシングする機体も地上であるとはいえ、大迫力です。

下の写真はスマホで撮影しましたが、スマホのカメラでもこれだけの大きさで撮れます。


また一眼の望遠レンズを使えば、細かいところまで撮ることができます。





福岡空港を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたいスポットです。



全席に個人用モニターを装備!

福岡空港の9番ゲートから搭乗しました。




金曜日ということもあり、ビジネス利用の人が中心でしょうか。ただコロナウイスルの影響もあり、お客さんは少なめです。

僕はエコノミークラスを利用しましたが、3人がけの席を1人で利用できてしまいました。

A350の売りの一つがこの個人用モニターだと思います。これが付いていると国際線のような雰囲気です。

また電源に関しては、コンセントと、USB電源が装備してあります。機内WiFiも使えるので、スマホやパソコンを使う場合にも電源への心配はありません。うれしい装備です。





ちなみにA350のシステムでは機内WiFiは地上にいるときにも使うことができます。737などの機体では飛行中のみ、使用可能です。



機外カメラと機窓を眺めながらの離陸!

僕がこのA350で楽しみにしていたのは機外カメラの映像です。垂直尾翼と機体下にカメラが装備されていて、自分の席のモニターでその映像を見ることができます。


隣の席が空いていたということで、自分のモニターには垂直尾翼、隣のモニターには機体下のカメラの映像表示するという、贅沢な使い方ができました。

今回の座席は窓側で、さらにカメラの映像もあったので、いろいろな角度から街の様子をみることができました。


A350はやはり静か?

僕は飛行機に乗っているときに景色の写真をよく撮るのですが、機内はエンジンの音などもあり、シャッター音に気を遣うことは今まではあまりありませんでした。

しかしこのA350では、シャッターをきっていると、「あれ、シャッター音が大きい?」と感じてしまいました。つまりそれだけ機内が静かだということだと思います。

撮影には少し気を遣いましたが、やはりこれだけ静かなのはすごいですね。




機内サービスは普段通りに近い

飲みもののサービスは普段と同じような形で行われていました。

だた、CAさんはマスク、手袋、ゴーグルの着用でした。

また飲み物の種類も普段より少なかったです。




少し揺れがあるということで、コップにカバーをつけてもらい、ストローをもらいました。

気づいたことはストローが紙製だったことです。脱プラを推進しているのですね。


モニターは機外カメラ鑑賞用?

個人用モニターで映画などを鑑賞することができます。

これは個人的な感想ですが、国内線で飛行時間も少ないので、個人用モニターで映画は必要ないのでは?と思います。

しかしながら、機外カメラの映像を見たり、フライトマップを見たりできるのは、マニアにとってうれしいポイントだと思っています。

また映画は見ずとも、音楽の選択やテキストでのニュースの閲覧がモニターでできるのはビジネスマンにも喜ばれるのかなと思います。

なので、モニターがあることで、機内体験の総合的な満足度が上がるということにつながっていると感じました。



富士山を見ながら東京へ

東京へ向かう途中に富士山が見えました。飛行機ならば福岡から東京といっても、あっという間に到着です。




飛行機は降下をしていきます。僕は途中まで羽田空港のB滑走路に着陸をするのかと思っていましたが、その方向に旋回することなく、過ぎてしまいました。

僕はここでやっと気づいたのですが、これは都心上空を通る新ルートでの着陸でした。




都心上空を通るということで、ただでさえ景色が楽しみですが、今回は機外カメラの影像も見ることができるということで、テンションが上がりました。






夕方の羽田空港に到着

定刻通りの運航となりました。

到着時には、密を避けるために間隔を空けて降りてくださいとのアナウンスがありました。

感染対策をしながらフライトを楽しんでいきたいです。



まとめ

初めてA350に乗ったということで、景色を見たりモニターで遊んだりしているうちにあっという間に到着してしまいました。

機内はいつものJALクオリティで快適なフライトでした。

そして機外カメラの映像を楽しむことができることで、普段とは違う目線で景色を楽しむことができました。

今回は窓側の席だったのですが、通路側だったとしても影像を通してリアルタイムの景色を楽しむことができるので、いいと思いました。

あとA350は静かだと感じたので、最新型なのだなぁと感じました。今度は「Class J」にも乗ってみたいです。

トータルで楽しめるフライトだったので、興味があればA350を狙って乗ってみるのがおすすめです。


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地方に住む学生。主な趣味は飛行機とパソコン。 おもしろい旅程を立てることも趣味。 旅行は目的地よりも移動の過程を楽しむタイプ。

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