UEFI BIOSでRyzen搭載パソコンのTPMを有効にする【ASUS製マザーボード】

2021年6月26日土曜日

PC&ガジェット

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 Windows11の情報が出てきましたね。

早速、僕が使っているパソコンでも、要件のチェックをしてみましたが、、、

「このPCではWindows 11を実行できません」

と表示されてしまいました。

スペック的には問題なく、Ryzen 5 3600を搭載した比較的新しいパソコン(自作)なのに、なぜ?と思いましたが、原因はセキュリティ関連のようでした。


Windowsセキュリティで確認



Windowsセキュリティを開くとWindows11の要件となる、TPM(セキュリティプロセッサ)やセキュアブートの状態が確認できます。

上の画像は、Windows11の要件が満たされている場合ですが、僕が設定する前は、「コア分離」のみが有効になっている状態でした。

その状態だと、Windows11の実行はできないと判定されます。

BIOSで設定する

TPMチップやセキュアブートの設定はマザーボードのUEFI(BIOS)から設定します。

僕が使っているCPUはAMDのRyzen 5 3600でマザーボードはASUSの「TUF B450 PRO GAMING」です。



このマザーボードでの設定例を紹介しますが、ASUS製のAMD用マザーボードでは似たような設定項目になるのではないかと思います。

※UEFI BIOSはAdvanced Modeで設定します。 

・セキュアブート



セキュアブートに関しては、「起動」タブの「セキュアブートメニュー」を開き、「有効」となっていれば、大丈夫です。

また、OSタイプを「UEFIモード」にすると確実だと思います。

※僕の環境の場合、「非UEFIモード」でも大丈夫でした。

・TPMセキュリティチップ



TPMの設定は、「詳細」タブの「AMD fTPM configuration」を開きます。


ここで「AMD fTPM switch」を「Enabled」にすればO.Kです。


これらの設定を完了させることで、要件のチェックで「Windows11を実行できます」と表示させることができました。



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