【受験記】航空無線通信士の試験を受けてきた:2020年2月
略して「航空通」です。
この資格はパイロットや航空管制官も必要になる資格です。(もちろんこの資格だけでは管制官にはなれませんが)
航空通の合格率ですが、30%~40%ということで、そこまで簡単というわけではなさそうです。
ですが、僕の周りの友達で合格していた人がいたので、チャレンジすることにしました。
ということで、実際受験してきてどんな感じだったのか、書いておきたいと思います。
試験会場
僕の場合、受験地に仙台を指定したので、仙台にある「ハーネル仙台」という建物の広い部屋で試験が行われました。
試験の流れ
試験の順番は、無線工学、法規、英会話、英語、電気通信術の順番でした。
各試験、開始から45分経過すると退室可能になります。
それぞれの試験時間は1時間30分(英会話は30分程度、電気通信術を除く)でかなり余裕があります。
問題量に対して時間が長いので、ほとんどの人が45分後に退室していました。
試験時間もっと短くしてもいいのでは?と正直思いました。
一度退室すると、次の試験科目まで入室できないので、多くの人がビル内のスペースで次の科目の勉強をしていました。
無線工学、法規
無線工学と法規は過去問に似たものが多く出題されていたので、参考書を一通り読んで、過去問を解いて練習すれば、合格点に達すると思いました。
僕は「やさしく学ぶ航空無線通信士試験」という本で勉強しました。
言うならば、無線工学に関しては、大学などで電気回路や通信関係の授業を受けたことがある人は簡単だと思います。
法規も緊急通信など、よく出るところがあるのでそこを重点的に勉強しました。前述のとおり過去問と同じような問題が多いので、過去問を解くことが重要になると思います。
航空通はマークシートなのですが、マークがセンター試験のような楕円ではなく、横長の長方形なので、慣れの問題もありますが、マークしづらかったです。
試験中は飲み物を机において、飲むことが可能でした。優しいです。
英会話は普通のリスニングテストのような感じでしたが、放送の英文は3回読まれ、この点では解きやすかったです。
ただ、最後の3回目は読むスピードが速くなるので、油断せず、2回目までに決めた方がいいと思います。
英会話は一般的な内容と航空関係の話題が読まれます。航空関係の内容も、ちゃんと聞くことができれば回答できますが、あらかじめ知識があれば解きやすくなると思います。
一例ですが、「飛行機が着陸するときにメインギアから着陸するために、機首を上げる・・・」みたいな内容が放送されました。
英語もそこまで難しい内容ではなかったです。
日本語に対する英文の空欄を埋める問題が比較的解きやすいと思うので、そこからやるのも一つの方法だと思います。
大学入試のセンター試験を受験していれば、そこまで苦労はしなそうです。
電気通信術は受話と送話に分かれます。
受話はリスニングと似ていて、全員で同時に聞きます。
記入のシートに書きますが、当たり前ですが、集中していないととても間に合いません。
5文字づつのまとまりで放送され、解答用紙に区切りの目安の点がありますが、大きさなど厳密でなくても、読むことができればよいということでした。
受話が終了した後、全員が別室の控え室に移動し、待機です。
試験会場が整ったところで順番に呼ばれて、送話の試験になります。
この時はA、B、C、Dの4卓に分かれて、それぞれ同時に試験が行われました。
受験者はそれぞれの卓に割り当てられ、順番に受験してきます。
この送話の試験が終了したら、各自帰宅できます。
僕はグループの中で3番目くらいだったので、早めに帰ることができました。
最後の方だと待つ時間が長くなってしまいます。仕方ないですが。
このような感じで長丁場の試験が進んでいきました。
送話に関しては、テキストなどでそれぞれのアルファベットの読み方(フォネティックコード)が記載してあるので、まずはそれを覚えましょう。そして、アルファベットを見たときに、そのコードがすぐに出てくるようになるまで繰り返し音読すれば大丈夫です。地道な練習になりますが。これは覚えるしかないと思います。
試験中は飲み物を机において、飲むことが可能でした。優しいです。
英会話、英語
英会話は普通のリスニングテストのような感じでしたが、放送の英文は3回読まれ、この点では解きやすかったです。
ただ、最後の3回目は読むスピードが速くなるので、油断せず、2回目までに決めた方がいいと思います。
英会話は一般的な内容と航空関係の話題が読まれます。航空関係の内容も、ちゃんと聞くことができれば回答できますが、あらかじめ知識があれば解きやすくなると思います。
一例ですが、「飛行機が着陸するときにメインギアから着陸するために、機首を上げる・・・」みたいな内容が放送されました。
英語もそこまで難しい内容ではなかったです。
日本語に対する英文の空欄を埋める問題が比較的解きやすいと思うので、そこからやるのも一つの方法だと思います。
大学入試のセンター試験を受験していれば、そこまで苦労はしなそうです。
電気通信術
電気通信術は受話と送話に分かれます。
受話はリスニングと似ていて、全員で同時に聞きます。
記入のシートに書きますが、当たり前ですが、集中していないととても間に合いません。
5文字づつのまとまりで放送され、解答用紙に区切りの目安の点がありますが、大きさなど厳密でなくても、読むことができればよいということでした。
この受話の試験対策はテキストだけだと不十分かもしれません。僕の場合はYouTubeにアップされている音源を聞いて、書き取りの練習をしました。1.5倍速程度で再生されるサンプルもYouTubeにあったので、それを中心に練習をしていました。この早さに慣れてしまえば、本番でも焦ることなくできると思います。
受話が終了した後、全員が別室の控え室に移動し、待機です。
試験会場が整ったところで順番に呼ばれて、送話の試験になります。
この時はA、B、C、Dの4卓に分かれて、それぞれ同時に試験が行われました。
受験者はそれぞれの卓に割り当てられ、順番に受験してきます。
この送話の試験が終了したら、各自帰宅できます。
僕はグループの中で3番目くらいだったので、早めに帰ることができました。
最後の方だと待つ時間が長くなってしまいます。仕方ないですが。
このような感じで長丁場の試験が進んでいきました。
送話に関しては、テキストなどでそれぞれのアルファベットの読み方(フォネティックコード)が記載してあるので、まずはそれを覚えましょう。そして、アルファベットを見たときに、そのコードがすぐに出てくるようになるまで繰り返し音読すれば大丈夫です。地道な練習になりますが。これは覚えるしかないと思います。
ちなみに僕は、英単語やアルファベットの羅列を見かけたら、ブツブツとフォネティックコードをつぶやく、ということをして覚えました笑
後日、日本無線協会のホームページに解答が載るので、自己採点ができます。電気通信術は自己採点できまでんが、感覚で出来はわかるのではないでしょうか。
合否については、約2週間後に発送され、発送の1日後に日本無線協会のホームページでも見ることができるそうです。
後日、日本無線協会のホームページに解答が載るので、自己採点ができます。電気通信術は自己採点できまでんが、感覚で出来はわかるのではないでしょうか。
合否については、約2週間後に発送され、発送の1日後に日本無線協会のホームページでも見ることができるそうです。
コメント
コメントを投稿